海外へ留学や旅行をした、あるいは業務で赴任した日本人が、現地の人から、日本の政治や歴史上の事柄について尋ねられても、何ひとつ答えることが出来なかった…という話しをよく耳にします。

中国には「南京屠殺記念館」という反日施設があり、昭和十二年に南京を占領した日本軍の将兵によって殺された市民が「三十万人」という、虚偽の数字が玄関に大きく表示されています。支那事変当時の首都南京には諸外国の機関が集中していましたが、そのような蛮行は目撃されていませんし、実際は軍服を脱いで逃げた支那国民党軍が起こした放火や混乱が、日本軍の所業にされたのです。

また昨年十二月、韓国の日本大使館前に、あろうことか「従軍慰安婦像」が建てられましたが、わが国政府は国交断絶どころか、像の撤去さえ求めていません。
日本軍が慰安所を経営したり慰安婦を集めた事実は無く、強いて「軍関与」を問うならば衛生上の指導をしただけです。戦前は交娼制度があり、慰安所経営は合法の商行為、慰安婦は職業であって「性奴隷」ではありません。つまり慰安婦問題は全くの作り話なのです。

このような現状を放置していると、世界中の人々は、反日プロパガンダの虚構でしかない「南京大虚殺」や「従軍慰安婦」を歴史的事実と考えてしまうようになるでしょう。それでよいのでしょうか。私たちの子孫は永久に「犯罪者の子」の汚名をなすりつけられ、世界中で後ろ指をさされる存在になってしまいます。このままでは「日本人にはプライドが無いのではないか」と思われてもしかたがありません。

わが国は独自の神話を持ち、自然との調和を尊び、雅びの文化を育てる美しい国として二千七百年に近い歴史を誇っています。

わが国は徳川三百年のあと、欧米列強が牙をむく中「明治維新」という世界史上希有な無血革命（人民を戦乱に巻き込まない革命）をなしとげ、一大国民国家を造り上げました。昭和二十年に大東亜戦争で敗北を喫するまで、日本人はアジア諸国の独立を助け、有色人種の先頭に立って列強が一目置くような誇り高い道義国家を作り上げたのです。

ところが大東亜終戦後わが国は連合軍から徹底的な「占領政策」（詳しくは本文をご覧下さい）を強いられました。まず、「東京裁判」で国民は一切の民族的誇りを破壊されました。
天皇陛下を人質に取った占領軍は、銃剣のもと、現「日本国憲法」をわが国政府に押しつけました。昭和二十七年、講和条約が発効したあとも米軍基地が残され、米軍は共産ロシアや中国に対峙すると同時に、日本をも監視し続けたのです。

日本人の誇りの破壊は、不幸なことに日本人自らがそれを受け入れ続けました。日教組の教師らは、今でも子供達に「日本人であることは罪悪」と教え続けています。
保守であるべき自民党の政治家でさえ、共産中国や北朝鮮に魂を売り渡した物は多数おります。そのせいで横田めぐみさんら被拉致日本人は帰国することができないのです。民主党に至っては、党旗を作るために日の丸の国旗を切断するという売国奴ぶりを露呈、その上外国人参政権を推進するというていたらくです。

このような恥ずべき情況を抜本的に打開するためには、民族の歴史と矜持を自覚した国民である私たち自身が力を持たねばなりません。

国（国土、国民、主権）を自分たちの手で守ることは当然です。不当に奪われた、又奪われつつある領土を一日も早く取り返すべきです。農漁業や水を守り、食の安全を他国に奪われないようにしましょう。国史を学び、祖先を敬う教育を取り戻そうではありませんか。

私たち大日本生産党は、そういう当たり前の国を造るため、あなたの知恵と力を求めています。